母子健康手帳をもっと活用できたら

こんにちは、Plus Action for Children の高畑です。

この4月の診療報酬改定で、初・再診料に「妊婦加算」という報酬が新設されました。
政府として妊婦さんがより安全な医療を受けられるように、妊婦さんに対する診療に加算点数を設けたということでしょう。

こうした政府の姿勢・方針は歓迎したいものですが、しかし妊婦さんの診療に加算をつけるということは、妊婦さんが窓口で支払う一部負担金も少しだけ高くなる、ということでもあります。
妊婦さんの受診に配慮したのに、何かもったいない話でもありますよね。

この妊婦加算、医師が「患者さんが妊婦である」と判断すれば算定できるという設定なのですが、母子健康手帳を交付される前ならそれでも良いのですけど、妊婦さんは医療機関に受診する際に診療科に関係なく母子健康手帳を提示する、というような仕組みにつなげられたら良いのになと思います。
妊娠中であるということもプライバシー、個人情報ではあるのですが、医療を受ける場合には母子の健康を確実に守るためにも必要な情報です。
そうした情報をしっかりと確認できるように、確実に母子健康手帳を確認できるように促せたら良いと思うのです。
母子健康手帳を提示すれば、窓口負担が無料になる、それくらいやっても良いのではないでしょうか。

医療機関に受診する場合に限らず、母子健康手帳を活用できる場面はまだまだ数多くあるのじゃないかと思います。
例えば妊婦さんが公共交通機関を利用する際、母子健康手帳を提示すれば割引が受けられるとか。
妊婦さんの経済的負担を減らすこととセットで活用出来たら面白そうですよね。

それと、母子の健康を守るための手帳ですから、子どもの入学等、節目節目で母子健康手帳の提示が手続きの軽減や経済的優遇につながるような仕組みを作ることで、子どもが成長していく過程で今よりも母子健康手帳が活用できるんじゃないかと考えたりしています。
今、義務教育を終えた以降の世代で、自分の母子健康手帳が手元にある人ってどれくらいいるのでしょうか。
麻疹の報告が相次いでいて、自分が感受性者じゃないかどうか確認する、もっとも手っ取り早く確実な方法は、母子健康手帳の接種記録を確認することです。
あ、一回しか打っていない、とか、2回接種していたんだ、とか、3期、4期はどうだったのかとか。
海外に留学する場合も、医療関係の職業に就く場合も、母子健康手帳で予防接種の記録を確認できれば、追加で何の予防接種が必要なのかすぐにわかります。

妊婦さんの支援にも、子どもたちの成長過程においても、母子健康手帳をもっと活用出来たらな、そんなことを考えている今日この頃です。
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